ラストアイドルが解散した理由

2022年5月31日 ラストアイドルが解散しました。

私自身、しばらく離れていたものの

一度でも熱を入れて応援していたグループが解散するというのは

とても寂しいものです。

 

ということで、今回は何故解散という結論に至ったかについて

考察していきたいと思います。

 

ラストアイドルが解散した理由
①秋元康の多忙
②コンセプトのブレと見直し
③キーパーソンの卒業と卒業予定
④コロナ禍

①秋元康の多忙

2022年6月現在秋元康がプロデュースしているアイドルは
48グループ:AKB48,SKE48,NMB48,HKT48
NGT48,STU48             計 6グループ
坂道グループ:乃木坂46,櫻坂46,日向坂46,吉本坂46      計 5グループ

コロナ禍に解散した秋元康プロデュースアイドル
IZ*ONE  2021年4月解散
ザ・コインロッカーズ  2021年12月解散
ラストアイドル  2022年5月解散

48グループの海外支店も秋元康プロデュースですが、48グループの過去楽曲を使っているため、今回は除外します。
プロ―デュースというものの、秋元康が「こうした方がいいんじゃない」「面白いんじゃない」という程度で基本的には作詞が主な仕事であると過去の48グループの話から考察しております。
とはいえ、これだけのグループの作詞をするというのも、相当大変なことですよね。

②コンセプトのブレと見直し

アイドル戦国時代の名残で、日本にアイドルはたくさん存在します。
しかし、①で述べたように秋元康プロデュースのアイドルグループもたくさん存在するのです。
秋元康プロデュースの中でもコンセプトを明確にし、差別化しなければなりません。秋元康プロデュースの中では、ラストアイドルはわりとコンセプトがはっきりしていたように思います。挑戦するアイドル

しかし、このコンセプトには元祖がいるのです。
それが、AKB48です。
そもそもAKB48が劇場という拠点を持ち、会いに行けるアイドルとなったのも秋元康の思い好きであり、一つの挑戦でした。そこからシングル選抜メンバーをファン投票で決める選抜総選挙さらには韓国のオーディション番組とコラボしたproduce48そして、2021年AKB48の復活を題してロックダンスに挑戦した『根も葉もrumor』を発売しました。
AKB48がついにコンセプトを戻したのです。そうなってしまうともうラストアイドルのコンセプトは破綻してしまいます。同じプロデュース内での発想なんて限られていますし同じことをしても同じプロデュース内での戦いになってしまいますから。

まあそもそも、ラストアイドルは「多数決で指原は生まれない!」とランダムで選ばれた審査員1人が判定するシステムを取っていたのに、度々炎上したからと多数決の判定になったり
勝ち残った7人がラストアイドルとしてデビューし冠番組を持つ予定が、落ちた子が可哀想という理由でセカンドユニットが結成され、2ndシーズンとしてラストアイドルがLaLuceに改名し2ndシングルはユニット対決で勝利した2ndユニットのシュークリームロケッツが表題曲となるという
ブレブレでしたね…

③キーパーソンの卒業と卒業予定

ラストアイドルも大人数のアイドルグループでしたからメンバーの卒業があります。7人いたLaLuceメンバーも最後まで残ったのは3人でした。
2期も愛しか武器が無い発売時は12人でしたが、最後は7人このようにかなりのメンバーが卒業していきました。その中でも鍵である3人の存在はラストアイドルにとって大きかったでしょう。

①阿部菜々実
彼女は言わずもがなです。ラストアイドルの選ばれし7人でありそのセンターです。
彼女の存在無しにしてラストアイドルを語ることは不可能でしょう。
いくらでも辞める理由はありますが、ラストアイドルのセンターとしてエースとして最後まで全うしてくれました。そして、見ている限り彼女はまだ19歳、本来ならば、数年はこのグループに残り未来を示してくれたでしょう。

②長月翠(2021年7月卒業)
ラスアイの人気ナンバーワンメンバーです。
彼女もまたラストアイドルの選ばれし7人であり、その5人目です。
そして彼女はイレギュラーであり、オーディション初期暫定メンバーですが一度負けて、勝者が辞退したことで敗者復活したために2ndユニットにも属しております。
その2ndユニット「シュークリームロケッツ」は2ndシングルの表題曲にも選ばれていますから、卒業まですべてのシングルの表題曲歌っているメンバーは彼女一人です。歌姫とも呼ばれていました。彼女はラストアイドルの歌の軸であったことは間違いありません。また豊満なボディを武器にグラビアで活躍する機会も多くありました。

③西村歩乃果
ラスアイの人気メンバーであり、インフルエンサーです。
YouTuberとしても人気があります。
とてもバラエティ適性が高く、出演したバラエティでは必ず結果を残してきます。
ラスアイの広報担当」と私は秘かに呼んでいました。
元美容師ということもあり、彼女と交友があるメンバーはどんどん垢抜けていきました。周りのメンバーを押し上げるような力も持っているのだなと個人的に感心していました笑長月卒業後は、とくに存在感が強く大きくなったように感じます。

上記の3人を中心に回っていたラスアイですが、ラスアイ最年長の西村は以前から「自分の最大のポジション位置でアイドルを終わりにしたい」といったことを言っていました。2021年4月に「君は何キャラット」のセンターに選ばれていることからも卒業を考えていたことは明らかです。おそらく、そのころには長月の卒業が決まっており、ラスアイの体制を考えることになったときに西村へ運営側からもう少しいてほしい旨が伝えられたのではないかと思われます。

ラスアイの象徴3人の内一人が卒業、もう一人が卒業が近かったということがラストアイドル解散の理由の一つではないでしょうか。

④コロナ禍

・新型コロナウイルスにより、接触による販売促進が厳しくなった。
全盛期のAKB48は4半期に1枚シングルを発売していましたが、コロナ禍により接触券付きでの販売が厳しくなったこともあり2020年からの2年間は1年毎に1シングルの販売となってしまいました。
ラストアイドルもまたその例外ではありません。
ライブでは採算が取れないため、CDで儲けるという話がAKB48全盛期にありましたから、接触が難しい(CDが売れない)となると難しい活動を続けるのは困難だと言えます。
公式が掲げる解散理由もまた、コロナ禍における活動の厳しさをあげていました。

 

とこれまで考察してみましたが、どれが本当の理由でどれが間違っているとかではなく全てが解散につながる一つの理由だったのではないでしょうか。

とはいえ、一ファンが今更考えてみても仕方のないことですから
私たちは彼女たちのこれからの幸せを願いましょう。

そして楽しい時間をありがとう

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